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盛り上がり度数:★★★★☆
なおりん夫婦のやり込み度:全難易度クリア
武器が強くなってくると楽しくなってきます。
ジャンル:TPS(3人称視点)アクション
プラットフォーム:Playstation、Switch、Xbox、PCなど
オンライン協力プレイ:可能
画面分割プレイ:可能
ゲーム概要
2009年にPS3/Xbox360用として発売されたバイオハザードナンバリングの5作目。シリーズ初の2人協力プレイ対応。最新の各種プラットフォームで販売されている為、手軽にプレイし易い。多少操作性・グラフィックに古さを感じるが、今でも十分に楽しめる名作。後述するQTEや不満点も複数あるため総合的なおすすめ度は★3.5といった所。
バイオハザードのナンバリングとしては5作目(正確にはバイオハザード0があるため、6作目ではありますが、今回は割愛します)。
主人公は「1」及び「コードベロニカ」に登場した「クリス・レッドフィールド」。
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生物兵器がアフリカで売買されていると知ったクリスは単身現地に乗り込む。そこで案内役のシェバと出会い、死闘を共にしていく事となる。クリスのもう1つの目的、それは過去の相棒「ジル・バレンタイン」の行方を捜すという事もあるのだが・・・。
システム
本作はシリーズでは初となる2人協力プレイに対応し、クリス、シェバの2名を操作していく事となります(シングルプレイ時、シェバはAIが操作する)。
また前作「4」で好評を博した通貨の概念と、武器売買・改造システムは続投しています。
本作の武器売買はステージ間のインターミッションでのみ行う事が出来、前作「4」に登場した武器商人はリストラされてしまった。
バイオシリーズではゾンビが有名ですが、前作「4」からゲームシステムが一新されTPSになった事から、敵キャラクターもゾンビではなく、動きが機敏な感染者に代わっています。今作の敵は「マジニ」と呼ばれており、知能があり武器を使った攻撃を仕掛けてきます。
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評価点
過去のバイオシリーズは所謂一本道のゲーム性になっていましたが、今作ではチャプター毎にステージ選択制になり、一度クリアしたステージを何度も周回プレイする事が可能となっています。
先述した様に本作には通貨の概念があり、通貨を使用して武器を購入・強化していく事になりますが、周回プレイが可能なため通貨をいくらでも稼ぐ事ができます。それによって武器を強化できるので「敵が強くて進めない」「弾薬がなくて詰んだ」という事は起こらなくなり、ゲームの快適性に繋がっています。
武器の強化は1周目は制限が掛かっており、ストーリーの進行具合に合わせて強化の上限が解除されていくので、簡単なステージを繰り返して武器を最大まで強化するという荒業は出来なくなっており、バランスを保っています。
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やり込み要素が豊富にあります。各所に散りばめられたエンブレムの発見や、恒例の無限弾薬化、フィギュア集め、そして高難易度への挑戦なんかもあります。特に最高難易度のProfessionalは一筋縄ではいかず、敵の攻撃1発で瀕死状態になるため、チームワークプレイは必須です。
前作「4」で大好評だった「ザ・マーセナリーズ」が本作でも存在。完全2人プレイに対応。体術で敵を倒す事でタイムボーナスが加算され、長くプレイする事が可能となった。150体倒した時点での残り時間がスコアに変換される為、いかに多くの敵を体術で倒せるかがハイスコアの鍵となる。
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グラフィックが2024年現在でもそこそこ綺麗。本作は2009年にPlayStation3、Xbox360専用ソフトとして販売されましたが、現在はHDリマスター、4Kリマスター版が販売されており、最新のゲーム機でプレイすれば古さを感じずプレイする事が可能です。というのもバイオハザード5は発売当時の時点でグラフィックは相当に綺麗な部類でしたので、リマスター化の恩恵を強く受けていると言えるでしょう。
問題点
多数のQTE(クイック・タイム・イベント)の存在がゲーム進行の妨げとなっています。前作「4」から多用される事になったQTEですが、イベントシーンで突如としてボタン入力が求められ、失敗=ゲームオーバーとなります。
今作を2人協力プレイするにあたり、クリスとシェバで求められるボタン操作が異なっており、2人共QTEを成功させる必要があります。敵との戦闘はスムーズに進んでも、このQTEでゲームオーバーになるという事が何回かあるので、ストレスの要因にもなり問題点となっています。
今作にはステージクリア時にクリアランク「S、A、B、C」とあり、レコード画面をクリアランクSで埋めるのも1つのやり込み要素となっているが、クリア評価に死亡回数の項目がある為、いくら戦闘を上手くこなして進んでもQTEで死亡してしまったが為にクリアランクが低下してしまう事もあります。
この不評なQTEは続編の「6」で更に増加しており、「6」をプレイしたユーザーの多くは「6」の悪い点としてQTEを挙げることが多いです。
仲間AIがおバカ。ソロプレイの時の問題点ですが、相方のシェバがとにかく弾薬を使いまくる。プレイヤーがどんなに節約しても、AIシェバはガンガン弾薬を使い、弾薬が尽きると接近してナイフで応戦する始末。AIシェバの命中率は恐ろしく高く、スナイパーライフルを渡しておけば次々とヘッドショットを決めてくれる為、強いは強いのだが・・・。肝心な時に弾薬がなくなる事があるので、対策としては基本はクリスが弾薬を所持し、必要に応じてAIシェバに渡すといった対策が必要です。この問題点はあくまでソロプレイ時の話であって、2P協力プレイでは問題点にはなりません。
後半がもはやドンパチゲー。これは前作「4」でも言われていましたが、ゾンビと違って敵が知能を持っているため重火器を使用してきます。これが後半になると激しくなり、ボウガン、マシンガンは当たり前、果てはガトリングガンやロケットランチャーを使用してくる敵も出現し、バイオハザードというよりは何かの戦争ゲームをやっていると錯覚してくる程です。敵の強化よりもプレイヤー側の武器もどんどん強くなるので、それに合わせると仕方のない事だとは思われますが、評価の分かれる点かと。
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「ザ・マーセナリーズ」の欠点としては、ウェスカーが強キャラすぎて他が相対的に弱キャラとなってしまっている点。ウェスカーの特徴として優秀な武器、強力な体術、そして超高速ダッシュ(?)まで出来るという優遇っぷり。また本作では体術で敵を倒す事で残り時間が加算されていく仕様になった事で、いかに体術で敵を倒すかがハイスコア達成の必須テクニックになり、「体術ゲー」と呼ばれてしまっている。これは次作「6」で更に加速され、一部から不評の声が上がっている。
余談
●バイオハザード5は開発初期の段階では主人公はクリスのみで、シェバは存在自体していなかったようです。しかし、舞台がアフリカという事もあり白人であるクリスが現地の黒人たちを倒していくという絵面が海外では物議を醸したようで、カプコンの「じゃあ主役に黒人の女性を加えれば良いんでしょ!?」と言わんばかりに追加されたのがシェバという、シェバ誕生秘話があるらしい。
●主人公クリスが前回登場のコードベロニカから別人かのように筋肉ムキムキになり、その姿から「ゴリス」というあだ名が付いている。一応、過酷なトレーニングをしたという設定になっているが、そのあまりの変化が語り草となっている。
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なおりん夫婦のコメント
なおりん:僕がバイオハザード5をプレイするのはXbox 360版以来なので2回目なんです。ですのでストーリーやテクニック、お金稼ぎポイント等は完全に知っていましたが、妻とプレイするに辺りPS4版を購入し、最初から始めました。
改めてですが、本作は繰り返しプレイする事を前提に作られたゲームシステムなので、2回目でも非常に楽しくプレイ出来ました。低難易度であればそこまでゲームオーバーになる場面も少なく、ストレスなくゲームを進行する事ができます(前述のQTEは除く)。
そして2周目からは弾薬無限を解放していったり、各チャプターをSランク取得目指したり、高難易度をクリアしたりとやり込みは多数あります。
協力プレイのバイオハザードは楽しいの一言。お互いをカバーしながら進むため必然的に調和が生まれます。調子に乗って離れ離れで戦闘していると、いざやられた時にリカバリーが効かなくなるので二人三脚で進めるのがベスト。
みーりん:シェバさん可愛い!ジルとかアシュリー、シェリーと比べると世間的には人気が低めなシェバさんですが、私にはとても魅力的に映りました。スタイル抜群でカッコいい♪
一周目は弾薬も不足気味で、最低難易度でもヒィヒィ言いながらプレイしましたが、武器が強くなってくると途端に爽快感に溢れます!特に2周目以降は弾薬無限も可能なので、こうなるともはや無双ゲームと化します。
私の好きな武器はショットガンハイドラですね。広範囲・高威力と今作のチート武器の1つかなと思います。正直これ1丁持っていれば他はいらないんじゃないか!?ってぐらいに強いので、弾薬無限化したらずっと使っていました♪