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【レビュー】バイオハザード6

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盛り上がり度数

★★★☆☆3.5

ストーリーはシリーズ最高に良いですが、肝心なプレイフィールは・・・。

概要

ストーリーに重きを置いた本作。

また、発売前より『原点回帰』を謳っていたが、果たして?

従来の1本道なバイオシリーズと異なり、本作は独立した3本(+1)のストーリーが収録されています。

・レオン/ヘレナ編
・クリス/ピアーズ編
・ジェイク/シェリー編
・エイダ編

これらのシナリオをゲーム開始時に選択する事ができます。

スキルシステム

通貨の概念と武器の改造・売買が無くなった代わりに『スキルシステム』が存在します。

敵を倒すと『スキルポイント』を落とし、これを使用してキャラを強化する事となります。

攻撃力UP、防御力UP等の他、無限弾もこのシステムを使用する事となりますが、後述するシステム的な問題点も抱えています。

評価点

前作『5』同様、全編通して協力プレイが可能。フレンドと共闘する楽しさは健在。

ストーリーの良さとキャラクターの魅力により、先が気になる作りとなっています。

シナリオ的な問題点

ネタバレとなるので誰かは伏せますが、主人公メンバーの人気キャラを死亡させてしまうシナリオ。

次作の主人公としてのポテンシャルを秘めている程には良いキャラでしたが、最後の最後で死亡する。

これを惜しむプレイヤーは多い。

『原点回帰』とは一体なんだったのか。レオン編で『ゾンビが出てくる事』がカプコンの言う原点回帰だったようです。

システム的な問題点

ゾンビの遠距離攻撃。胃酸を遠距離から正確にプレイヤーに飛ばしてくる。ありえない。

ゾンビの飛びつき攻撃。回避しても空中で軌道を変えて飛びついてくる。ありえない。

『4』『5』で不評だったQTE(クイック・タイム・イベント)が大幅増加。

イベント中にボタン操作を求められ、失敗=ゲームオーバーとなります。

ボス戦はQTE主体。一定ダメージを与える⇒ボタン表示⇒押してダメージといった形で進むため、従来の様に攻撃してダメージを蓄積させて倒すというパターンがほぼ無くなりました。

それが爽快感の低下に繋がっています。

このシステムになった為か、シリーズとしては異例とも言える『無限ロケットランチャー』が存在しない。

『4』『5』で好評だった通貨と武器改造のシステムを廃止。武器強化の楽しみが無くなった。

スキルシステムの使いづらさ。1度に3つまでしか装備出来ず、付け替えに煩わしさがある。

武器は手に入れた物を全て持ち歩くスタイルに変更になった。

前作『5』では武器を上下左右の十字キーに割り当てられたが、本作は上下は消費アイテム、左右で武器選択になり、目当ての武器のために何回もボタンを押す必要がある。

煩わしさが増えとっさの切り替えが難しくなった。

総評

当ページを執筆していて問題点が山盛りである事に改めて気付かされた本作ですが、フレンドとストーリーを遊ぶ分にはそこそこ楽しめると思います。

なおりん夫婦のコメント

ピックアップ(ネタバレあり)

本作のレオン編の相方キャラ『ヘレナ・ハーパー』。

レオンの相方という最高のポジションにいたはずなのだが、彼女は人気を得る事はできなかった。

なぜ・・・?

イマイチ人気の出なかった『ヘレナ』。

レオン編のゾンビアウトブレイクに関与したとされる重要人物。

スタイルも抜群でビジュアル的にも悪くないのだが、それが仇となったのか。

特色が無いと言うのがピッタリかもしれません。

そんな彼女ですが、ゲーム内での扱いも良いとは言えず。

序盤から「教会へ行きましょう。着いたら話すわ。」「教会へ急ぎましょう。そこに真実があるわ。」のように、とにかく教会教会と連呼するのである。

プレイヤーからしたら「いい加減にしろよ!」と言いたくなる程である。

いざ教会に着いてもすぐには真実を話さないところもプレイヤーの怒りを買ったのかもしれない。

最大の問題点は『エイダ』が登場する事だろう。

エイダが登場してからはレオンの心は完全にエイダに向いており、右を向いては「エイダ!」、左を向いては「エイダッ!」である。

挙句、レオン編終盤ではレオンxエイダのロマンチックな演出まである。この間、ヘレナは完全に蚊帳の外である。

そう、ヘレナはレオンの相方というポジションで登場しながらも、レオンと色恋沙汰にならなかったのである。

一応惜しい所は1つも無かった訳ではない。

例えば教会へ向かう途中、地下道を飛び降りた際にヘレナを受け止めるシーン。

見つめ合う2人。

しかし、ここではヘレナがすぐにレオンから離れてしまう。あたかも「あなたには興味ないわ」と言わんばかりに。

出会って数時間しか経過していない男女、しかも職務中なのだから、しょうがないのかもしれないが。

もう1つは2人が飛行機に乗って中国へ向かうシーン。

ヘレナはレオンに言う。「なぜ私を当局へ差し出さなかったの?あなたの無実を証明できたのに・・・」それに対するレオンの答えが

「女に振り回されるのには慣れてる」

ここで敢えて『女』と言っている辺り、レオンはヘレナを隙あらば口説こうとしていたとも考えられるのではないか。

「俺は君を女としてみている」と。

そう、レオンは相手が女性であれば、口説かなければ失礼だという考えの男だという風にも見て取れる。

しかしそこは鉄壁の防御ヘレナ。笑みを返して何事もなくスルーするのであった。

そんな訳で、レオン編では最後にエイダが用意してくれたロケットランチャーでボスに止めを刺し、エイダが用意してくれたヘリコプターで脱出して幕を閉じるのでした。

あまりにも本作での扱いが残念すぎた女性ヘレナ。一部ファンはいるようですし、筆者も嫌いではないのですが。

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